マリア様がみてる マーガレットにリボン(著:今野緒雪)

「マリア様がみてる マーガレットにリボン」(著:今野緒雪)を読みました。

これで33巻目とのことです。1998年に文庫化されて以来、10年が経過したわけです。文庫という形ではなく、初出自体は1997年ですが。

ちなみに、著者名の「今野緒雪」は「こんのおゆき」と読みます。いい加減覚えたいのですが、どうしても名前の方が覚えられません。

イラストを描いているのは「ひびき玲音」ですが、こちらの読み方は「ひびきれいね」です。今まで「ひびきみね」とか、適当に読んでいたので、改めて調べてみてびっくり。

さて、今作についてですが、今回はオムニバス方式となっています。懐かしの旧お姉さま方が登場するので、懐かしく読むことができます。もちろん、それぞれ高校卒業後の話となっていますが。

また、かなり前に本編に登場した福沢祐巳の青い傘の話が登場します。しかも、ページ数は、この青い傘についてが多く、ある意味今回のメインの話と言えるかもしれません。

正直、あり得ない話でもあり、なおかつ、主要なキャラクターが登場しないため、賛否両論あるかと思います。

ちなみに、このシリーズは、すでにアニメ化がされており、2004年から2005年に第1・第2がテレビアニメとして、そして、2006年から2007年に第3がOVAとして発売されています。

また、4thシーズンとして、テレビアニメとして復活することも明らかになっています。

まだまだ「マリア様がみてる」熱は収まらないようです。

ちなみに、たぶん、全部見てきているはずです。OVAの第5巻とか、見たのかどうか、すでに記憶に乏しいのですが…。