脱オタクファッションガイド(原案:久世、作画:晴瀬ひろき)

「脱オタクファッションガイド」(原案:久世、作画:晴瀬ひろき)を読みました。

これはすでにずいぶん前から発売されている本で、知っている人も多いでしょう。2005年10月に発売されて以来、結構売れているようで、私が購入したのは10刷目の本となっていました。

本の構成は漫画部分と、説明部分とに分かれます。漫画部分はそのまま漫画。ファッションに関して触れる前段階としての話が描かれています。漫画は章ごとに分かれてありますので、全体としてはそれなりのボリュームとなるかと思います。説明部分も、文字が大きめになっており、イラストも少し含まれていますので、全体の文の量はそれほど多くなく、すぐに読み終えることができるかと思われます。

長年、存在は知っていても買いませんでしたが、暇つぶしも兼ねてついに買ってしまいました。

で、感想ですが…。

なぜか漫画部分が泣ける…。

下手な漫画より、泣ける要素があり。勘違いされないように述べると、登場するオタクがおかしくて泣ける、ではなく、感動の泣ける、という意味です。

幼馴染の威力を思い知った、そんな漫画パートでした。

ファッションの説明部分に関しては、男性向けのみでしたので、女性は購入しても意味がないかもです。知り合いや付き合っている人がオタクであれば、指摘するためにも一読するのも良いかもしれません。

この本、女性向けとか出す出版社があってもおかしくないと思うのですが、どこもまだ出していないようですね。

関係ないですが、なぜかカバー裏には男性だけでなく、女性のコーディネイト用の紙人形(?)が用意されていました。