スクールランブル 22巻 限定版 最終巻(著:小林尽)

「スクールランブル 22巻 限定版 最終巻」(著:小林尽)を読みました。

過去にも何度か紹介していますが、ついに最終巻です。

限定版にはアニメDVDが付いており、21巻の際にも紹介したように、原作とほぼ同じ内容で最後に向かっての話が収録されています。

今回は都合で先にDVDを見ることにしました。

話が21巻の部分も含んでいる内容だったため、どこまでが新しい部分で、どこまでが21巻の限定版の焼き増しなのかがちょっとわからず。

ただ、焼き増し部分がある程度あったとしても、それでも十分なボリューム収録されています。

そして、漫画の方を見ることに。

アニメには収録されていないエピソードも多々あり、先にアニメを見ても十分楽しめる内容に。逆に、補完的な意味合いもあるので、新鮮に楽しみたいのであれば、アニメを先に見て、原作で再チェックという順番が良いでしょう。

学園を舞台にしている話のため、キャラクターが次から次へと出てきたものの、いずれのキャラクターもうまく活かし、また、それぞれに活躍の場面が与えられたという点はお見事といったところでしょうか。この手の状況になると、グダグダになりすぎることが多いのですが、そうした部分が少なかったのは「スクールランブル」の特徴と言えます。

週刊少年マガジンだけの連載ではなく、別冊などにサイドストーリーを展開したことが、キャラクターを活かせたポイントでしょうか。

2002年から連載がはじまり6年間で終了ですが、十分堪能できました。最初から見ていたわけではありませんが、アニメもリアルタイムで見てきていますし、なんだかんだではまっていた作品と言えます。

終わるのは惜しい気もしますが、仕方なしかな。今後、サイドストーリーでその後とかも読んでみたい、そんな漫画でした。