中国製冷凍餃子の被害者急増から見る日本人の愚かしさ

中国製冷凍餃子で健康被害に遇われた方がいるようで、これは残念な話です。

ただ、後から続々と出てくる被害者は、本当に被害者かどうか疑わしいと言わざるをえません。

もちろん、その中には本当に体調が悪くなったけれども、餃子が原因とは思わなかったので、特にどこかに連絡したり病院に行ったりしなかった人もいるかと思います。

しかし、被害者として後から名乗り出た人の一部には、被害を受けたと言えばお金がもらえるのでは、という思惑で声を上げている人もいるのではと推察されます。

実際、中毒とは関係なかったり、食品との因果関係は認められないという報告も出てきているようです。

過去にもどこかで食品偽装があり、スーパーがレシートを持っていなくても返金をすると発表したら、明らかに風体が怪しい人がわらわらと集まったという話もありますし。

こうしたのを見るたびに、他所の国はどうだこうだというのも良いのですが、日本人もあんまり変わらないという気はします。

これは、食品偽装事件などからでも容易に分かることなので、いちいち言うことでもないのですが、何でもかんでも人に原因を押し付け、自らを省みようとしない人もいるため、その例としてあえて述べてみました。