リアルクローズ(著:槇村さとる)

「リアルクローズ(Real Clothes)」(著:槇村さとる)を読みました。

読むきっかけとなったのは日本経済新聞2007年12月15日夕刊の「さぶかるウオッチング」で「リアルクローズ(Real Clothes)」が紹介されていたことです。現在、3巻合計で26万部販売されているようで、静かなブームになっているようです。

女性の百貨店店員の天野絹恵が婦人服売り場で働く姿を描いています。

最初1巻のみ購入しましたが、すかさず現在出ている3巻まで購入。

久しぶりに良い漫画に出会った感じです。

単なる娯楽という意味での漫画では、他にいくらでもありますが、仕事をする上でやる気にさせる、やらなければいけないと思わせる、そのような内容です。

周りのキャラクターから発せられる言葉に重みがあり、考えさせられるようなことが多々あり。また、婦人服売り場、ということもあり、服に関する話も出てくるのですが、そちらの面でも自身と重ね合わせて捉えることもできます。

また、仕事自体も大変さを感じられ、漫画でありながら、先に述べたようにモチベーションのアップ、意識改革に役立つと感じました。

主に働く女性にお勧めしますが、男性の方でも十分読むに値する漫画だと思います。婦人服という知らない分野を知るだけでも、女性に対する見方が変わっていくのではないでしょうか。

将来的にテレビドラマ化されてもおかしくない漫画だと思います。