ペリーさんちの、おきらく貧乏ごはん(著:得能史子)

「ペリーさんちの、おきらく貧乏ごはん」(著:得能史子)を読みました。

得能史子さんのコミックエッセイ。

今回は食を中心に取り上げています。

食、といっても、外食とかではなく、ご自身が家庭で作っている料理を旦那の話なども交えつつ紹介しています。

夫がニュージーランド人のため、日本になじみのない料理も出てきます。

しかし、それはごくわずかで、基本は日本人に親しまれそうな料理を紹介。レシピもあります。

絵柄は単調に見えるものの、ほほが緩むような顔も多く。

ネガティブな話も少なく、今回は夫婦喧嘩のことが描いてあったものの、絵柄や描き方も影響してか、負の感情を読み手に与えることなく描けています。ほんわかと楽しめる作品です。

ただ、過去の得能史子さんの作品を読んでいれば、全体的に楽しめると思いますが、そうでない人は意見が分かれると思います。

同著者の作品を未読の方はぜひ一度、過去に紹介した『まんねん貧乏(著:得能史子)』をチェックしていただけたらと思います。