土用の丑の日にウナギを食べるなら台湾産辺りを

土用の丑の日にウナギを食べるという習慣があります。

今年の土用の丑の日は7月19日と7月31日だそうです。

さて、ここでウナギを食べるとなるわけですが、昨今は中国産のウナギは安全性に問題があるということで、敬遠される傾向があります。

となると、国産となりますが、国産は高くて手が出ず、結局食べることがかなわないという人も多いのではないでしょうか。

もともと、無理にこの時期にウナギを食べなくても、秋以降に食べればいいのではないかという意見もありますが、そこはイベント物ということで、やはり食べたいと思う人も多いでしょう。

そこでお薦めなのは台湾産です。

中国のような食の問題もなく、なおかつ、味も十分と言えるでしょう。

そもそも、中国や台湾産と、日本産とでは味が異なります。

一般的に受け止められているウナギとなると、中国や台湾産のイメージが強いようで、ふっくらして甘めのタレで味付けされているものを想像するのではないでしょうか。

一方、日本産はというと、もちろん作られているところにもよりますが、厚みはそれほどなく、タレもシンプルでウナギの邪魔をすることのないものに仕上がっています。

そのため、今まで中国産や台湾産のものを食べていた人が、日本産を調理するお店でウナギを食べると、逆に物足りなく感じることもあるかと思います。

もちろん、この違いは、味の優劣があるというよりかは好みの問題となりますので、どちらが上か下かではありません。

よく国産の天然物を、という人もいますが、天然物は数が少ないので基本的にまっとうなお店に行かないと食べられないほか、味も物によって大きく異なるため、逆に養殖物の方が味が均一で安心して食べられるというのもあります。

以上のことを考えると、食べざかりであったり、主に男性であれば台湾産をいただくのが、価格的にも味的にもよろしいのではないかと。