無税入門(著:只野範男)

「無税入門 私の無税人生を完全公開しよう」(著:只野範男)を読みました。

以前、新聞などで話題になった本のようで、その流れで購入することになりました。

気にはかけていた本ではありますが、先に『なぜあのサラリーマンは税金を払っていないのか(著:大村大次郎)』を購入したこともあり、チェックはしたものの、買わずにいた本です。

このたび、暇ができたこともあって購入し、読むことに。

結論から言うと、情けない、卑しい著者だな、という印象でしょうか。

要は、税務署が文句を言ってこないので、実態としては認められないことを行い、節税をしましょうというお話です。

許容できないものではあるが、おとがめ無く40年近く過ぎました、というお話が載っているような、そんな本です。

税金に対しては節税であるのならば何ら問題ありませんが、脱税まがいのことを行うのを推奨する気は起きません。

脱税したい人はお読みいただけたらと、そういうたぐいの本です。