マリア様がみてる 卒業前小景(著:今野緒雪)

「マリア様がみてる 卒業前小景」(著:今野緒雪)を読みました。

いよいよお姉さま方が卒業する、その前日までに関して書いてあります。

単に主人公たちの姿を追うのではなく、各キャラクターそれぞれの小話を中心に織り交ぜ、最後に主人公の福沢祐巳であったり、そのお姉さまの小笠原祥子との話につながります。

最後のシーン辺りは最初を思い起こさせ、今からでもまた1巻目から読もうという気にさせられます。

さすがに34巻分を読み返す気力はありませんが…。

1巻200ページで計算すると6800ページにもわたる大作になります。それにしても、よくここまで読み続けられたな、とわれながら感心です。唯一読み続けている小説なだけに、ぜひ最後まで付き合いたいものです。

余談ですが『マリア様がみてる マーガレットにリボン(著:今野緒雪)』を紹介したとき、著者名の「今野緒雪」が読みにくいと話しました。

今度はイラストを描いている「ひびき玲音」が読みにくくなり…。前回では「ひびきみね」と読んでいたという話をしましたが、なぜか「ひびきかんのん」とか、どう考えてもそんな風に読まないだろうという読み方を時々しており。いったい、どこからこの読み方が出てきたのか、自身の脳みそのありように疑問が生じます。

2009年1月からはテレビアニメが再び開始されます。4thシーズンとなっています。いかに末長く人気を博しているかがうかがえるところです。

最新刊「マリア様がみてる ハローグッバイ」も12月26日に発売です。