勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド(著:勝間和代)

「勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド」(著:勝間和代)を読みました。

勝間和代さんの書籍は、過去に『効率が10倍アップする新知的生産術(著:勝間和代)』『お金は銀行に預けるな(著:勝間和代)』『決算書の暗号を解け!(著:勝間和代)』と3回紹介しています。今回で4冊目の紹介です。勝間和代さんの著書をほぼ網羅するかの勢いで読んでいたりします。

今回は一番はじめに発売した『インディでいこう!』という本のサイズの小さいバージョンです。中身も少し付け加えされている部分もあります。

この表紙だけ見ると、売れなさそうなオーラが漂っていますが、今や時の人としてさまざまな著書が書店で平済みされています。

さて、本の内容ですが、インディペンデント、つまり独立した生き方を説いています。対象は女性です。独立、というとすぐに独身を思い浮かべるかもしれませんが、そうではありません。男性に阿らない生き方をする、という意味でのインディペンデントです。前著の「インディ」はインディペンデントの略というわけです。

そのインディペンデントの生き方として、次の3点を挙げています。

1:年収600万円以上
2:いいパートナーがいる
3:年をとるほど素敵になっていく

ちなみに、いいパートナーとは1000万円以上を余裕を持って稼ぎ、インディペンデントの生き方の価値を認められる人となっています。

男性の1000万円以上稼ぐ人の割合は約1割、女性の600万円以上を稼ぐ人の割合が約1割と、データ面でも似たり寄ったりな感じだそうです。

単に、この条件を満たそう、という話だけでなく、そうなるためにどうすべきかの道筋も短いながらも語られており、その後発行した「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」などで詳細が述べられているのはご存じの方も多いのではないでしょうか。

まずはこの本で意識改革をしてもらい、実践的な内容は「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」で、という流れで読み進めると良いかと思います。

文章量も少なめで、文章そのものも読みやすいので、女性を中心に一読することをお勧めします。

女性中心の内容ではありますが、逆に男性が、女性に接するとき、女性を選ぶ時の参考材料ともなりえますので、男性の購読もよろしいかと。