せやしだし巻京そだち(著:小林明子、ハンジリョオ)

「せやしだし巻京そだち」(著:小林明子、ハンジリョオ)を読みました。

京都で育った著者に関するコミックエッセイのようなのですが...。

内容が乏しく、ちょっと残念なものとなっています。

京都育ちを取り上げるのですが、京都である必然性が乏しく。京都ならではのものがあればいいのですが、単に著者自身の家庭のことのようにしか感じることができませんでした。

帯に「京都人はこうしてつくられる!?」というような書き方がしてあったからこそ、なおさら本の内容とのギャップに違和感を覚えてしまいます。

また、原作者と絵を描いている人が別というのもギャップを生む原因になっているのでしょう。コミックエッセイは自らで書きあげるからこそ、細かい描写もでき、それが読者に伝わるのでしょうが、原作者から絵描きに行く過程ですでに思ったものが伝わっているとは思えず。それがさらに読者へと行くわけですから、読者にはなおさら意図が読めなくなるのではないでしょうか。

テーマは面白そうなものだっただけに、コミックエッセイとしては残念なものでした。

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2010年4月30日 15:21に投稿されたエントリーのページです。

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