百姓貴族 1巻(著:荒川弘)

百姓貴族 1巻」(著:荒川弘)を読みました。

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一線級の漫画家がコミックエッセイを書くと、ここまで面白くなるのかと驚かされた一冊です。

著者は「鋼の錬金術師」の作者。

その作者が漫画家になる前に実家の農業を行っていた時の体験を中心としたコミックエッセイとなっています。

農業に従事している人からすれば当たり前の話もあるのでしょうが、そうでない人からすれば全てが新鮮な話に移ります。

主に行っているのは酪農と畑作。

特に酪農の方の話は面白く。

うんことかおっぱいとかが平気で飛び交い、生傷の絶えないことなども出て来ます。

その一方、生き物の命について考えさせられる話もあり。

そして何よりも、著者自身の人生が面白おかしく描かれています。

学生時代が特に顕著で、よくこれほどまでの活動をしていたものだと感心しきりです。

実家の手伝いで忙しいにも関わらず、空手をやっていたり。しかも、男性かと思っていたら女性だったり。

これほどまでの行動をしてきた人物だからこそ、「鋼の錬金術師」を連載しつつも他誌にも多々連載を持つだけのパワーがあるのだと感じ取ることができます。

「鋼の錬金術師」の話が出てくるということはないのですが、読んでいる人はこの本を読むことでまた別の作者の魅力を感じることができるでしょうし、それ以外の人でも、農業というものの大変さを知り、そして日々食している食べ物に対するありがたみを感じることができるでしょう。

漫画としての面白さもあることですし、できるだけ多くの人に読んでもらいたい一冊です。

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2010年1月 4日 17:08に投稿されたエントリーのページです。

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