記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどりつけるのか?(著:川島隆太、泰羅雅登)

記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどりつけるのか?」(著:川島隆太、泰羅雅登)を読みました。

著者の一人である川島隆太は有名な人なのでご存じの方も多いかと思います。

任天堂から発売されているニンテンドーDS用ソフト「東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング」の監修者です。脳科学者です。

もう一人も同じく脳科学者となっています。それぞれ名前の読み方は「かわしまりゅうた」「たいらまさと」と読みます。

それぞれ役割を演じていまして、川島隆太教授が酒を飲まない側の意見として、そして泰羅雅登教授が酒を飲む側の立場として話が進んでいきます。

基本的な構成は、ある事柄に対して一通り、基本的なことを述べた後に、最後に両者による対談風のコメントや見解が掲載されています。

表題にあることだけでなく、他にも脳が一番活性する時であったり、脳の委縮、酒の席での会話など、さまざまな形で酒と脳の関係について述べられています。脳、というと難しく感じますが、結局はそれが行動に出るため、人物観察的なものとして読み進めていっても面白いと思われます。

個人的に興味があったのは、ほろ酔い状態であれば、脳が活性化するという点です。これは、特定のテストをして出た結果で、もしかしたら必ずしもすべての場面で適した脳の活性が得られるとは限りませんが、面白い話ではあるかと思います。もっとも、たいていの人は、ほろ酔いでは済まさず、飲み続けるわけですが。

また、酒に強いかどうかを簡単にテストできる話も載っており、自身の状況を知るのに良いのではないでしょうか。市販の消毒用アルコールが必要になるので、手元にない私はテストすることができませんが…。

酒飲みはもちろんのこと、酒に関する雑学として一読しておくことをお勧めします。こうした話を知っていると、自らの酒の管理だけでなく、酒の席での会話などでも有効に活用できるでしょう。

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2008年05月20日 13:53に投稿されたエントリーのページです。

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