オトメン(乙男) 5巻(著:菅野文)

「オトメン(乙男) 5巻」(著:菅野文)を読みました。

過去に何度か紹介したことのある少女マンガです。

今回は、ナデシココンテストと、メインキャラクターの一人、橘充太の漫画家の表彰式の話、そして、主人公と別の高校に通う多武峰一によるサムライビューティーという仮面をかぶった侍の話となっています。

漫画家の話とサムライビューティーの話は個人的にいい感じでした。

まず、漫画家の話は、プロ魂とでも言いましょうか、そういった気迫が感じられる話です。

次に、サムライビューティーですが、二人による趣味に対する意気込みというか、人からとやかく言われても好きなものは好きであるということが分かる話です。仮面をかぶっている状態ではありますが、だからこそイキイキと過ごしている二人をほほえましく思うことができます。

人に話せない趣味を持っている人の、内に秘められた思いを窺い知れます。